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完成!

バッグが完成!春らしくて、ちょっとだけ変わっていて、どことなく昭和…。30'sのつもりだったのにな(笑)だけど完成して大満足。気を良くして、おまけまで作っちゃった(笑)
これから紹介文書いて、アップに向けて邁進します!!

でも調子出てきたから、追加で何か作ろうかな。さてどうしましょ。ま、明日考えればいいかな。今日は一仕事終わったし(笑)←一人で満足しすぎ?(笑)

Posted by tito, [ 製作ノート ] 2005年03月15日(火)11:53 | コメント (0)

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糸始末

今日は昨日の続きの気が遠くなるような糸の始末から一日がはじまった。結んでも結んでもまだある。横幅を調整して結び、また結びとその繰り返し。いくつ結んだのだろう…数えてはいけません!!(笑)

他事で忙しく、今日はあまり作業がすすまなかったけど、(←実は結ぶのが億劫で製作はじめられなかったとか?(笑))めんどうな作業は終了したので、明日には無事完成かな。

Posted by tito, [ 製作ノート ] 2005年03月11日(金)22:00 | コメント (0)

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いいこと思いついちゃった♪

とっても良いアイデア浮かんでしまったので、いてもたってもいられない。とにかく早く作りたいと本日試作にとりかかった。なんだかんだとやってみたら案外思い通りのカタチにできた。
よ〜しこの勢いだ〜とばかりにたくさん作ってみることに。布を裁断し、手順を整えて、ミシンでダダダっと縫いはじめた。単純作業を幾度も繰り返していたら、だんだん催眠術にかかったように眠〜くなってきた。今日はこれくらいにして、明日一気に完成させよう。作業台に目をやると、本日の成果、クシュクシュの布がてんこ盛りに。こりゃ〜たくさんできますな。ちょっとやりすぎたかしら(苦笑)でもなんだか、へんてこりんでかわいらしいモノができるような気がする…うふふ。うまく完成するかな。明日は早起きして続きをやろうっと。

Posted by tito, [ 製作ノート ] 2005年03月10日(木)21:31 | コメント (0)

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休日

今日は一日中、抜け殻のようになって、ぼ〜っと過ごした。頭の中ではあ〜でもない、こ〜でもないと想いをめぐらせながら。
そうこうしていると、いくつかカタチになりそうなアイデアを思いついた。それにはどんな布が適しているのかな、とか、パーツは何が必要かな、とか現実的なことを考える思考力は今日の私にはなさそうなので、走り書き程度にとどめた。

なんだかまた新しいモノができそうな予感。今日一日グーラタした分、明日はがんばろっと。まずは材料調達しないとはじまらないな〜。

Posted by tito, [ 製作ノート ] 2005年03月06日(日)22:03 | コメント (0)

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でちた…(嬉)

昨夜、とっておきがひとつ完成した(嬉)バッグをかけて鏡の前に立ち、完成の喜びにひたっていると、オイラがやってきてニヤニヤしながらこう言った。

自分用にしたくなっちゃったんでしょ。

むむっ、確かに…(苦笑)

だけどみなさんご安心を。ちゃあんとそのうちチトセトラカタログに並べますから。だって約束していた例のあのカタチですもん(謎)むふふ(笑)

それでは今しばらくお待ちくださいませ。さ、ラストスパートかけましょうか。

Posted by tito, [ 製作ノート ] 2005年02月27日(日)16:42 | コメント (0)

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帆布製ベアトート

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大人かわいいバッグです!

昨晩、お客さまからうれしいメールをいただいた。発送した作品が無事到着したというご報告とともに、作品を気に入ってくださったこと、つい2、3日前にテスト設置した人気バロメーターについてのご感想などなど。お客さまからの温かいお心遣いに本当に胸がじんわりした。おかげさまで雨降りの今日もなんだか元気いっぱいでいられた。

例の人気バロメーターをテスト設置した Op.6 帆布製ベアトート。昨日も結構たくさんアクセスがあったみたい。そんなに注目度が高いなら、早速作品紹介しなくっちゃ。

この作品にもいろんなお話があるんですよ。それでは、はじまりはじまり〜♪

このトートの布地は帆布。読んで字のごとく、この「はんぷ」というのは古くはエジプトで船の帆として使われたのが始まりといわれ、日本では明治時代にテントなどに使われるようになって、その丈夫さから、牛乳屋さんの運搬袋や学生かばんなど、どんどん生活に根付いたアイテムが作られるようになっていったそう。
そいえば私の中学生の頃の懐かしい通学用かばんも一部分が帆布だった。重〜い教科書を入れて、あんなに毎日使っていたのに、破れたりすりきれたりしなかったっけ。
この帆布、太い糸で織った平織りの布で、ざっくりとした風合いが素朴な味わい。そして耐久性にも富んでいる。

まだこのチトセトラをはじめるずっと以前に、一時期ちょっとしたアイデアコンテストへの応募に興味を持っていた。数多く開催されるいろんなコンテストの中で、もともとモノを作ることが大好きだった私は、帆布の代表的な産地でもある岡山県倉敷市の老舗帆布メーカー主催の“帆布を使った製品のアイデア募集”という小さなコンテストに応募してみることにした。試作品を実際に作って応募するのではなく、アイデアをまとめイラストにしてレポートのような形式で応募するコンテストだったので、次から次に浮かんできたいくつものアイデアをコンピュータを使って楽しんで描き、使用法や、説明を書いて応募させていただいた。そんな作業がとても楽しかったので、応募しただけで満足していた。そして締め切りが過ぎ、メーカーさんからお電話をいただいた。優勝ですと。予想外の結果に「え〜っ!?」とびっくりうれしくてしどろもどろになったのを憶えている(笑)
メーカーさんの粋な計らいでほんとは優勝は賞金だけの告知だったのだけど、副賞として帆布までいただけることに。もともと優勝なんて無理だと思っていて、間違って入賞でもして賞品の帆布がいただけたらうれしい!という気持ちで応募していたので、両方いただけるなんて!!と飛び上がって喜んだ。

というわけで、このベアトートの帆布こそ、そのコンテストでいただいた、有難〜い帆布なのである。帆布メーカーさんだけあって品質は間違いない。ざっくりとした素朴な手触り、綿帆布ならではの生成の自然で優しい色合い。いただいたとき、「手作りが好きなので大事に使います」と言ったら、担当者の方が「ご自宅のミシンで縫えるかな〜」とご心配なさったほど、この帆布にはしっかりとした厚みがある。

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かわいいけれどたっぷり入る!

この帆布、たしかに一筋縄では縫えそうもない。だけど私の愛用ミシンは古いけれどどっしりとしていて頼れる奴なのだ。厚地用のミシン針や革用ミシン針に変えさえすれば、かなりの厚みもなんのその。帆布は5mもいただいたので、この相棒にがんばってもらって、これまでにちょこちょこといろいろなモノを作らせていただいた。
チトセトラをはじめるにあたって、そんな想い出の帆布にまた活躍してもらおうと、作品製作することにしたのだ。

帆布のバッグはとってもかわいいし、気軽に使える。だから世の中でもたくさんいろんな帆布バッグが販売されている。カジュアルで普段使いにぴったりの帆布製バッグ。老若男女とわず、持ち歩ける、誰もが一度はふれたことのあるそんな懐かしさのあるバッグ。

街や電車で、小さくおしゃれなショルダーバッグや、かわいらしい斜めがけバッグをかけている女性をよく見かける。だいたいそんな時、片手には大きなサブバッグをお持ちになっている場合がほとんどだ。私だって例外ではないけれど、女性というのはお出かけするにも、お仕事に行くにも、どうしても荷物が多くなってしまうことが多いから、小さなバッグひとつでは入りきらない。
サブバッグといっても様々で、ナイロンのショッピングバッグのようなものだったり、防水ビニールのプリントバッグだったり、どこかのステキなショップの紙袋だったり。

大人の女性が品良く、ちょっとだけよそ行き気分でも持つことのできる帆布製バッグ。そんな思いつきからこのベアトートを製作してみた。
書類や雑誌などが入るよう大きめにして、前面のポケットも厚みのあるモノでも入るようにマチ付きになっている。かわいらしさを出したくて、楽しく遊んでいるベア柄のインド綿のバンダナを帆布と縫い合わせ、前面ポケットに使ってみた。持ち手を革にすることで、少し落ち着いたよそ行き気分が出たのかな。内側も前面ポケットと同じベア柄の布と赤いバイアステープで縫いしろをくるみ、丁寧に仕上げてある。厚地の帆布なので、型くずれもしにくく、底の部分は帆布を二枚重ねてさらにしっかりした作りになっている。

実用性もあるし、ベア柄を使ったことでかわいらしさも出て、赤ちゃんのいるママさんや、教科書いっぱいの学生さん、書類を持って出勤するようなOLさんにもぴったりな、とっても大人かわいい帆布バッグが出来上がりました。

私のミシンががんばってくれたこのバッグ。ぜひご覧くださいませ⇒帆布製ベアトート

で、賞金の5万円はどうしたのって?…知らぬ間に使っちゃいましたよぉ(苦笑)

Posted by tito, [ 製作ノート ] 2005年02月19日(土)23:42 | コメント (0)

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ストラップあれこれ

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これぞ初代マリンテイスト♪

本日はとっても人気のマリンテイストストラップのお話を皮切りに、いろんなストラップをご紹介いたします。それでは、はじまりはじまり〜♪

バッグ作りもさることながら、私が密かにはまっているのが、なにを隠そうこのストラップ作り。小さなパーツを持ち出して、あ〜でもない、こ〜でもないと組み合わせて作り上げていくこの楽しさ。これだったらキッチンのテーブルの上でも、大好きな映画を観ながらでも、小さなスペースさえあれば製作ができるし、ミシンでなく手作業でつくる箇所が多いから、ちょっと手を休めてはまた縫ってと、のんびり気ままに作っていける。夜中に目がさえてしまったとき、静まりかえった部屋でミシンでダダダは気が退けるので、そんな時このストラップを静かにこっそり作っている。

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2代目はナチュラルなマリン

バッグのタブにいいかなと、イカリのかわいいリボンを材料屋さんで入手した。秋が過ぎ冬に入ろうとする頃だった。季節的にはマリンは春夏のイメージが強い。一年中持っていてもかわいいのにな、冬でもストラップならいいかなと、製作することに。白いろうびきコードとトリコリボンをあわせて、さわやかなマリンテイストストラップが出来上がった。記念すべき初代マリンテイストストラップである。
掲載してしばらくは静かにカタログに並んでいたものの、いざ sold out になったとたんに、「私も欲しかった〜」のお声が届いてきた。ね、ね、そうですよね、かわいいですもんね。なんだかうれしかった。その後、お友達にも褒められた。これはまだ欲しかった方いるのかも!と思って、今回、初代のテイスト感はそのままに2代目3代目を製作して掲載させていただいた。
今度はすぐにお客さまからの反応があって、掲載の翌日には有難く完売となった。人知れず「しまった〜!売りきれた!」と思っている方が今回もおいでになるのかな?私自身も気に入っているこのストラップ。次に作るチャンスはくるのかな。もしご要望があればぜひお声をお寄せくださいませ。たぶん作るとしても、すべて一点モノということにこだわりたいので、素材や色などはこれまでとまた違ったモノにしていきたいと思いますけど。全く同じの作ってよって?(苦笑)

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賞品のストラップ3点です♪

ここからは一般にはご紹介していないストラップについてのお話。

チトセトラでは年明け早々、メルマガご購読者さまを対象とした「新春プレゼントクイズ」を実施した。ほんとは販売するつもりだったストラップ3点をその時、賞品にさせていただいた。当選された方々はとっても喜んでくださって、なんだかすごくうれしかった。写真は左から、プチバッグチャームとガラスビーズを使った“プチバッグストラップ”、クローバーチャームとグラデーションコードを使った“クローバーストラップ”、パールとガラスビーズを使った“パールストラップ”。

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私のストラップ、ジャラジャラ(笑)

プチバッグストラップに使ったプチバッグのチャームは私自身が気に入っていて、自分用にも使っている。お友達の結婚式に招かれた時に、それまで市販のプラスティックのお人形のついたストラップだったので、さすがにその日の出で立ちには不釣り合いかなと、その日のために作って付け替えたのだ。少し華やかでちゃんとした大人らしいストラップに。ビーズをつないでいくのが楽しくて、ちょっとジャラジャラしすぎちゃったかも(笑)

私のほっと一息つける密かな楽しみ、ストラップ作り。現在掲載中のちょうちょ付きや、パールフラワーは春にぴったりの作品です。ぜひご覧くださいませ。⇒ストラップいろいろ

Posted by tito, [ 製作ノート ] 2005年02月11日(金)19:37 | コメント (2)

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四角つなぎのパッチワークバッグ

先日キルトフェスティバルに行って来た。作家さんのオーラを感じる素晴らしい作品たちをたくさん観てきた。すごい、すごい!とかなり興奮して帰ってきた私は、キルトに触発されて製作意欲満々になっていた。人混み疲れでへとへとだったので、その日はさすがに製作はお休みして、いつもならそのまま寝てしまうだろうところが、気力だけはあったので、かわいくて心がじんわりするフランス映画を観てまたまた感動して、たった1日でたくさんのキルト作品たちとかわいい布、お気に入りになるであろう映画に出会えたことに満足して眠った。

そして翌日、この興奮さめやらぬうちにはじめるべし!とばかりに、起き抜けから早速、製作にとりかかった。いつも通り、まだ何も考えていないので、さてどうするかなと、キルトフェスで入手した布やら、ストックしてある布やらから、なんとなくピンとくるものを本能のままに引っ張り出した。もともと自分の好みの布を購入しているわけだから、どれをとってもかわいいなと思ってしまうんだけど、なぜかその日はきれいでかわいい色に目がいった。じゃ、このカットクロスがちょうどいいかも?とわりとすんなり心が決まった。
手にしたカットクロスの束は、プロヴァンスプリント。南フランスの自然をモチーフにしたかわいらしい模様がプリントされたコットンだ。プロヴァンスプリントのルーツはインドの更紗だそうで、南仏のおしゃれな雰囲気になんだかちょっとだけオリエンタルな香りもする。
そうだな、せっかくキルトフェスに行って来たんだし、足下にも及ばないけど、たくさんの感動をいただいた作家さんたちに敬意を表して、パッチワークしてみようかな。でも柄がかわいいからあまり小さくカットしたくないな。だったら四角つなぎかな。

ところが、そこからが結構大変だった。どの布をどういう風に配置するのか。たぶん柄は15ぐらいに、色違いが15ぐらいあった。30種類の布をとっかえひっかえ置いてみる。片面12枚くらいになるよう、だいたい大きさは決めた。
柄だけみて合わせていると、同じような色ばかり一カ所に集中してしまったり、かといって色だけみていると同じ柄が連続3つならんでいたりと、あっちに動かし、こっちに動かし、複雑なパズルに頭を悩ませる。そしてなんとか一応色柄の問題を回避した配置になった。
少し離れて眺めてみた。柄のコントラストがはっきりした布が目立っている。う〜ん、種類がもうないから、だったら色柄同一の布を入れるしかないかなと、それらをいくつかはずして、色も柄も同一の布をいくつか代わりに入れてみた。あ、この方が色のトーンがまとまってる!
この発見のおかげで、方向性がかなり見えてきた。その日の気分にしっくりきた。キレイな色はほしいけど、前日の出来事で満たされていたので、気持ちは落ち着いていた。あれこれ動かしているうちに、柄のつじつまも合うし、色のバランスも大丈夫だと思える配置が出来上がった。
あ、裏地決めてない(苦笑)持ち手は丸ハンドルを使おうと何となく思っていたので、がばっと開いてさっと出せる布が大事だなと、少し肉厚のするりとした手触りのサテンを選んだ。たんなる金色じゃなくて、落ち着いた黄金色で光沢のある布。トーンが表地とあっていてよい感じ。

ここまで決まれば、もう出来たも同然!と勢いよくミシン開始。せっかく決まった配置を間違えないようにまず1段目から4枚をつなぎ合わせた。そして2段目。次々に四角つなぎの布ができあがる。3段 x 2 が出来上がったところで、アイロンで丁寧に1段ずつ同じ方向に縫い代をたおす。2段目の列は縫い代を逆にたおす。縫い代の重なり部分を少しでも分散させるため、段ごとに交互になるよう、アイロンをかけおえた。

さ、つないでみましょ。四角が4つつながった長方形の布を縫い合わせていく。色とりどりの四角い布がひとつの大きな布地に変身していく。
小さな布きれから、大きなバッグへと成長していく過程を楽しみながら、始終充実した気持ちで、縫い進めた結果、プロヴァンスプリント独特ののんびりとでもなんだか小粋で、そしてインド綿みたいなオリエンタルな雰囲気をも合わせ持つ、かわいらしいバッグが出来上がった。とても穏やかな気持ち。

Posted by tito, [ 製作ノート ] 2005年02月10日(木)13:15 | コメント (0)

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プリーツバッグ GRN

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くしゃくしゃ顔のかわいい奴

本日は新作紹介第2段!プリーツバッグ GRNのお話。はじまりはじまり〜♪

このバッグはオープン当初に掲載したプリーツバッグ YLW と BLU と同じシリーズ。布も色違いで、他にはプチピンタックバッグもこの布を使っている。
オープン時にたくさん作品を載せようと作りまくっていたのだけど、実はその時このプリーツバッグ GRN もほぼ完成、というところまで出来上がっていた。というか、他のYLWとBLUより先に作り始めていたのだ。

なんというかミッドセンチュリーを思わせるかわいらしいけど何かオトナの感じのする、この柄を見つけたときに、ピンときた。色だけとれば、私はこのグリーンが一番好みかもしれない。でもどれもかわいいよな〜。よし、4色とも買っちゃえ。
勢いで購入してうきうきしながら家に持って帰ってきたものの、とくにカタチを決めて購入したわけではないので、しばらくストック棚に放置された。だけれど来る日も来る日も、他のバッグ製作をしながら、頭の片隅でどうしよう、4色もあるし、と考え込んでいたのだ。

そろそろはじめねば、と思い、布を並べて頭を抱えていた。想いがいろんな方向にめぐってしまって、ちっとも定まらない。こんなことしていてもらちがあかないな、とグリーンを手にとって広げてみた。ん??なにかこの色合い、憶えがある気がする。なんだか、ちょっと懐かしいような…。

よくわからないままに、結局手をつけられない日々が続いた。

その頃、たしかオイラがブックオフでサウンドオブミュージックのCDを超お買い得価格で見つけてきて、喜びいさんでかけていた。サウンドオブミュージックというとなんだか一瞬、堅苦しいクラシック、きまじめで古くさいイメージを抱く人もいるかもしれない。私もこどもの頃、音楽の教科書にのっている『エーデルワイス』やら『ドレミの歌』は妙にさびしげ、やたらに楽しげ、と感じていて、あまり好きではなかった。こどもの私には良さがわからなかった。
こどもの頃は合唱団に入っていて、そこでサウンドオブミュージックを上演したことがある。私はなぜか先生に、一番上のお姉さん役に選ばれてしまって、友達みんなにひやかされ、なんだか恥ずかしかった。歌うことは大好きだったので、もちろんがんばって練習したけれど。その時にはじめてサウンドオブミュージックは『ドレミの歌』だけじゃないことを知り、『エーデルワイス』の意味を知った。こどもの合唱団だったので、こどもらしい歌いやすい曲を中心にミュージカルをアレンジしていたらしく、大人になるまで、CMなんかによく使われる『Sixteen Going on Seventeen』『My Favorite Things』などの聞き慣れた数々の名曲がサウンドオブミュージックだとは知らずにいたけれど。

そんな時にまたあの布をとりだした。そこで思い出したのだ。懐かしい色合い。そう、合唱団のミュージカルの衣装だ。サウンドオブミュージックの中ではご存じの通り、家庭教師のマリアがカーテンをこどもたちの洋服にしてしまう。そんな設定で役員のお母さん達が作ってくれた衣装。ちょっと厚地で緑がかった抽象的な花柄。当時は「これが衣装なんだ!」という喜びだけで、柄やらデザインやらの大人の趣味は理解できなかった。いまおぼろげに思い出すととてもかわいかったように思うけど。でも確かにグリーンだった。黄色い花がところどこに咲いていたように思うけど、こどもには渋めのグリーンだった。

その後の思考はこんな感じ。
カーテンから作った洋服→カーテンはドレープが命→カーテンみたいにドレープの入ったかわいいバッグ

この布は少し厚めでふんわり作れそう。カーテンのドレープは縦にはいっているのが基本だけど、ちょっとアレンジしましょうか。という感じで、脇から底にかけてひだをいれるつもりで布をかなり大きな半月型に2枚裁断した。
バッグの脇や底になるであろう部分に等間隔にひだを入れて仮縫いしていく。思った通りなんだかふんわり立体感がでてきた。よしよし。でもちょっと小さいかな。2枚とも仮縫い出来た状態で、前側、後ろ側、ぐるりをピンで合わせてみた。

あれ?縫い合わせがサイドにあるより、真ん中にあったほうがかわいい!!

そうなのだ、ひだをたっぷり入れたことで、縫い合わせを脇にすると、前と後ろでくびれが出てしまうのだ。それをくるりと位置をかえて横の角度からみてみる。本当はバッグの前中心、後ろ中心にくるはずの印をそれぞれ指でつまんで、縫い目が真ん中になるように持ち上げてみた。ほうほう、この方が逆に安定するし、しわくちゃ顔でなんだかかわいい。よし変更!

斯くして、脇から底にかけてぐるりと入るはずだったひだが、縫い合わせが真ん中になって中央にきた。気分一新。
荷物がはいっても表のふんわり感が損なわれないように、裏地はナイロン製のハリのあるモノにした。スーパーに持っていくマイバッグ、ショッピングバッグにも使われるようなナイロンだから、とってもしっかりしていて強度もある。ひだ分をまとめて、表にそわせ内側部分を作っていく。こうすれば荷物の重みがかかっても表のカタチにひびかないだろう。

バック口をぐるりと縫って、ミシンは終了。革の持ち手をカシメを仮止めしてみた。うん、かわいい!!
気をよくして、荷物を入れたらどうなるかな、と普通バッグに入れるであろう小物をいろいろと試しに入れてみた。お財布、ポーチ、タオルやら携帯やら。いい感じ。まだ全然入る。入るだけ入れてみようと、本やら手帳やらも入れてみた。だんだん重くなる。表の雰囲気は変わらない。よしよし。バッグの口閉じにアメリカンホックをつけていたので、留めてみた。なんだか留めづらい。

ということで、すごくかわいくて気に入ってはいたものの、アメリカンホックをやめてマグネットにするべきかな、ともう一度ほどくことを決意。それと口部分にもっと固い芯地をいれた方がいいな。

そう決めたものの、一旦ペースがくずれると、なかなか重い腰があがらなくなる。とりあえずこのバッグはそのままにして、次のバッグにとりかかった。そちらは順調にすすんで、YLW、BLUと納得のいくプリーツたっぷりのバッグが堂々完成した。そろそろオープンしなくては、という頃だったので、後から作った2つは掲載して、このバッグだけ、おいてけぼりにされた。

オープンすると、このふたつのプリーツバッグが好評で、はやい段階でソールドアウトになった。お問い合わせもいただいた。同じ色の布はもうないし、直裁ちしているから全く同じカタチは作れないし。だったら、あのGRNに再挑戦するしかないな。

そう思い始めて一ヶ月。直すということは自分の失態と面と向かうことになるから、なんとなく気が重くて、なかなか最終調整にかかれなかった。だけどお客さまのメッセージに後押しされて、がんばらなくっちゃ、と再挑戦したのだ。そして、なんとか今回の新作アップに間に合った。

このバッグ、オリジナル感はかなりあると思うんだけど、みなさんの反応はいかがでしょうか?最初よりグンと良くなった改良版、では、どうぞごゆるりとご覧くださいませ。⇒ プリーツバッグ GRN

Posted by tito, [ 製作ノート ] 2005年02月08日(火)15:53 | コメント (2)

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トート アンティークローズ

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ちょっとお休みしたら、少し復活した。お休み=睡眠(昼寝)なんだけど(笑)
新作はほぼ一ヶ月ぶりの掲載だったので、予想外に反響が大きくて、びっくりうれしい。過去最高のアクセス数だ。こんなに待っていてくれた方々がいらしたのかと感謝の気持ちでいっぱいになって、うれし泣きしながら小躍りした(笑)あ、まだ今日は椅子からは落ちてませんよ(笑)

で、今日から新作について少しずつご紹介できたらな〜と思っています。カタログには書ききれなかったことやら、載ってない写真の掲載とかいろいろと。実は写真は調子に乗って撮りすぎていっぱいあるもんですから(笑)
では本日はまずトートアンティークローズのお話から。はじまりまじまり〜♪

事のはじまりは昨年11月。←そんなにさかのぼるのかよってツッコミはいりそうですね(笑)
田舎のおばあちゃんのお家にお邪魔した時にクッションが取れてなくなった、年代物の古いふる〜い素敵なスツールを見つけた。もってけ、もってけ〜との声援に遠慮なくいただいて帰ってきた。チトセトラのインテリアのカテゴリが寂しいのでキレイに塗り直し、クッションもつけ直して、掲載しようと思ったのだ。
早速、インテリア用のしっかりした布とウレタンを入手してきた。スツールの方も寒空の下、キレイに洗って天日に干した。思いの外キレイ。眺めていたら、あ、ひび?!これでは一筋縄ではいかないな。もう自分用にするしかないのかな。だったら急がなくてもいいか、と次回帰省時にということで実家に置いてきた。こうなったら最後、かなりのきっかけがない限り重い腰があがらないのは目に見えているのだけど(笑)

そんな事でせっかく入手した布もお蔵入りになりかけていた。でも柄はとっても気に入っていたのだ。このベージュ感が落ち着いていてすごくいい。しっかりした布だし、やっぱりバッグにするべきかな、と思っていた矢先、お客さまから、大きめバッグ作ってくださいとのご要望をたくさんお寄せいただいた。そうか大きめならこの大柄も生きるかな、と挑戦することに決めた。

さて、裏地は何があうのかな、とストック布をひっくり返していたら、大事にしまい込んでいたリネンがひょっこり出てきたのだ。リネンにも惹かれていて、以前試しに購入していたのだ。色を合わせてみた。ぴったり!なんだかナチュラルな女性らしいバッグができそうだ。

でも大きめってどれくらいかな。この布めいっぱい使ったら、かなり巨大。こどもが入れちゃうよな。まさかこんなでっかいの欲しいわけないよな。そうだよ、そうだよ。と少しずつサイズを小さく計算していく。ん〜これじゃあ肩にかけてっていうよりは、担いでる感じになるよな。まったくサンタクロースじゃあるまいし、と自分でツッコミながら、もう少し小さくしてみる。

いろいろ考えているうちに、ウチの子だくさんの姉のことが思い浮かんだ。いつも出かけるとき荷物がいっぱいなのだ。タオルに、おむつに、着替えに、飲み物、お菓子におもちゃ。確か大きな帆布のトートを使っていた。がばっと開いていっぱい入る。だけど底が深くて、下にはいってしまうと取り出しにくそうだった。こども用品は必要だとなると急いで取り出すシチュエーションが多い。何かこぼした、ほれ、タオル。おむつがよごれた、やれ急げ。ぐずってる、そらおもちゃだ、なんだかんだと、次から次に取り出すのだ。目を離すと何をしでかすかわからないおチビたちを制止しながら、目当ての品を探し出すのは至難のわざだ。ひどいときは全部ひっくり返して探している。目当ての品が見つかると、今度は慌てて拾い集めて、とにかくつめ込むのだ。

そうか、赤ちゃんのいるママさんだって実用的でかわいいバッグがあったらきっと喜んでくれるかも。どんどん詰め込めて、取り出しやすいバッグか。

そこからだんだんカタチが決まってきた。ニーズはママさんだけじゃないのだから、普段使いでも使いやすいようにやっぱA4は以上は押さえとかなくちゃ。そんであまり深くなく浅くなく。マチも多くして、さらに横幅をとれば、がばっと開いて、つめ込んだとしても重なる層が少なくて取り出しやすいな。肩にかけるなら食い込んで痛くないようにしないと。だったらキルト芯を張ろう。その方が手触りが優しいし。いろいろつめ込むと底がさがってしまうから、一手間かかるけど、このバッグには底板を入れたほうがいいな。

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ポケットはこれぐらいかな?

その後はピップエレキバンのお世話になりながら、仮縫いして、ミシンで縫って、仮止めしてまた縫ってと、地道な作業。バック口はどうするか決めていないことに気が付いて、マグネットをつけるのか、フラップにするかとか悩んだけれど、せっかくリネンを使ったので、リネンつながりでリネンコードをつけることにした。途中、ミシンの調子が悪くなって、泣きが入ったところもあったけれど、無事完成!!

最後にヒモ先にウッドビーズをつけてよりナチュラルに。早速肩にかけてみた。大きめで底板が入っていてかけにくいかと思ったけど、手で底を支えるように持つにはかえってちょうどいい深さ。なんだかうれしくなってきた。ママさんを意識して作り始めたけど、この柄とこのカタチなら、いろんな方に使ってもらえそうだ。実用性を追求した大きいバッグは、エレガント、フェミニンから遠ざかってることが多いけど、このバッグはローズ柄のおかげで大人の女性が持つのにぴったりな雰囲気がある。この柄成功かも。

にんまりしながら、テーブルに置いて遠巻きにみたり、近寄ってのぞき込んだり、じっくり観察した。ほんとに優しい感じにみえるな。やっぱりリネンとローズのおかげかな。さて作品名は何にしようと考え始めて、確かお店でこの布はアンティークローズって書いてあったことを思い出した。じゃ、トートアンティークローズだ、それがいい。

作品名もすんなり決まり、その晩は満たされた気分で心地よい眠りについたのを覚えている。きっと寝ながらニヤニヤしていただろうな(笑)

できあがりはこちらです。ぜひご覧くださいませ。⇒トート アンティークローズ

Posted by tito, [ 製作ノート ] 2005年02月07日(月)04:06 | コメント (4)

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