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エターナル・サンシャイン
遅ればせながら、エターナル・サンシャインを観てきた。感想を一口でいうと、よかったぁ…(涙)っていうカンジ。久々の劇場での鑑賞だったけど、しっかり心にはいってきて、最後はじんわりして、また観たいと思える映画だった。
根底に流れているのはシンプルなラブストーリーなんだけれど、それがこの脚本家と監督のコンビにかかるとすごくアーティスティックでちょっと風変わりで独特の魅力あふれる作品になっているな〜と感じた。私の中ではかなりのヒット。DVD出たらまた絶対に観る!
Posted by tito, [ シネマ ] 2005年05月19日(木)23:52 | コメント (0)
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“アメリ”からはじまって…
今日は本当にのんびりとした午後を過ごした。今回の新作も有難いことにすぐにいくつかご注文いただいて、なんだかほっとしたのとうれしかったのとで、ちょっと気分が落ち着いた。この間から映画が観たいと思っていたけど、何気なくお客さまと映画の話をしたら、無性に観たくなってきて、そのやりとりで話題にもでた“アメリ”をこの午後に観ることにした。もう何度目になるのかな。私の印象で「いいですよ〜」って言っちゃったけど、お好みにあってたかな。
そんなことを思いながら鑑賞を始めた。あ〜良い感じ。結構忘れているシーンがあったりして、新たに楽しめた。こんな時は自分の忘れっぽさがなんだか有難い…(苦笑)
そういえばこのアメリのヘアスタイルにしたかったんだよな〜。華奢で透き通るような首筋、うなじのかわいいしっぽ。そういえば昔、小学校の同級生に、こういうかわいらしいしっぽがある男の子がいたな。
ゆったりした気分でアメリを鑑賞したら、なんだかすご〜く心の奥まで感情が入ってきちゃった感じ。あるシーンでは指先がピリピリするくらいだった。おかげで映画鑑賞欲に火がついちゃったかも。“地下鉄のザジ”と“ブリキの太鼓”と“キッチン”がまた観たくなっちゃったよ〜。どれもレンタルでDVDでてたかな。
“キッチン”の川原亜矢子さんもこのショートボブだったはず。当時流行ってたからかな、ショートボブ。ザジもそうだったっけ。でもよくみたら、ザジはショートボブって感じじゃないみたい。私の記憶って曖昧だな。ショートボブ、やってみたいけど、私の髪は少ない上に腰がないからあの自然なボリュームがでないだろうな。残念(泣)←その前に、もっと小顔じゃなきゃ無理だろって?おっしゃる通りです(苦笑)
髪型は記憶と違ったけど、坂道を蛇行しながら駆け下りるシーンは“地下鉄のザジ”にも“キッチン”にもたぶんあったと思うな。たぶんね。だからつながって、記憶から引っ張り出されてきたのかな。
それからよくよく考えると“ブリキの太鼓”が観たくなったのは、私のことだからきっと、こども時代のアメリが叫ぶシーンからきてるような…。もっと毒があるけど“ブリキの太鼓”のオスカルも奇声発するもん。あ、“アメリ”で食料品店のリュシアン役の俳優さんがちょっとだけオスカルに似ているような気も。肌の質感が、だけど。肌色がだったかな〜。これまた曖昧(苦笑)
なんだかかなりいい加減な記憶から単純な理由で導き出されたこの三本。私の記憶力を確かめるためにも、近日中に観返さねば。あ、このブログで私が映画について書いてることは批評とか、映画情報とかそんな大それたモノではないので、参考程度にお読みくださいまし(苦笑)
そうそう、今、私も公開中のチャーリー・カウフマン脚本“エターナル・サンシャイン”気になってますよ。キルスティン・ダンストかわいいし。あ、“ヴァージン・スーサイズ”もまた観たくなった〜。キルスティン・ダンストとくれば、私の中でイメージがかぶってるグウィネス・パルトロウが出てきちゃって“ザ・ロイヤル・テネンバウムズ”また観てみるか、と思ったり…もう止まらない!映画欠乏症かしら。欲求が爆発してるぅ…トホホ(笑)
Posted by tito, [ シネマ ] 2005年03月20日(日)18:38 | コメント (0)
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あぁ、映画が観たい
以前のようにあり余るほどの時間がないので、のんびり映画を観ていない。あぁ、映画観たい…。とくにただいま公開中の“ロング・エンゲージメント”かなり観たいな〜。恥ずかしながら、ジャン=ピエール・ジュネ監督作品は“デリカテッセン”をはじめ、どれも大好きなくせに、映画館で一回も観たこたぁないのです(苦笑)(←映画通にホントの良さがわかってないねって怒られそう(苦笑))また行かずじまいかなぁ。
映画館で観るとすごくいいのは重々承知なのだけど、人混みとかけ離れた生活しているので、そばに大勢人がいると緊張するし、くすっとするとこが周りと違うと、まずい!と、どぎまぎしてしまう(苦笑)ド〜ン、バ〜ン、ドッカ〜ンみたいなわかりやすい映画ならそんなことちっとも気にしないのだけど、私的にじっくり観たい映画はウチでDVDで観た方が、ぐっとくるのです。←もう半ば行く気ないやん!(笑)
いつDVD化されるやら。行くべきか、行かざるべきか、原作本でも読んでお茶を濁してみようかな。全仏ベストセラーだって。
あぁ、あの映像の世界観に浸りたい…ハァ(溜息)
だったらとりあえず、これまでの作品観返して応急処置しようかな。現在ウチにあるのは、デリカかアメリ。でも今はなんとなくロスト・チルドレンが観たい…。ないとなると観たくなるのどうして?全く、なんてあまのじゃくな私(苦笑)
Posted by tito, [ シネマ ] 2005年03月17日(木)05:56 | コメント (2)
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点子ちゃんとアントン
眠れなかったので、毒がなくてほのぼのじんわりできる映画を観ようと、『点子ちゃんとアントン』を久々に取り出してきた。確かオープニングが好きだった記憶がある。
ストーリーとイメージは記憶通りだったけど、ディティールを忘れているところが結構あって、またあらためて楽しめた。動物を手で模して、影絵を作って遊ぶシーンがあったことは忘れていた。この間観た『パピヨンの贈り物』にも影絵のシーンがあったっけ。こういう系の映画ってほんとほのぼのしてていいな。穏やかな気持ちで眠れそう。いつ観てもアントンはけなげでかわいい。
Posted by tito, [ シネマ ] 2005年02月20日(日)06:49 | コメント (0)
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列車に乗った男
二度目の鑑賞。先日はちょっとした事件でじっくり楽しめなかったから。だけどそれを差し引いても、もう一度観たいと思える映画。
…切ない、切ないなぁ。別の人生か。私もたまに考えるかも。だけどやっぱりこれしかなかったかな、と思ったり。
ジャン・ロシュフォール。年を重ねるたびにステキになっていく感じ。なじみの床屋さんで短くきった髪がなんともかわいらしい。ちょっとパトリス・ルコント監督のヘアに似てる?
大げさな表現がなく、くすっと笑えるところもあって、それがまた切なくて…。静かに控えめに、知らないうちに底の方からぐっとくるそんな映画。
あぁ、うまく伝えられないな(苦笑)でもルコント映画大好き!また観よう。一緒に観てたオイラもかなりきてたみたい。うん、うん、くるよなぁ。今も思い出してたら、また胸のあたりがじんじんする…。
Posted by tito, [ シネマ ] 2005年02月13日(日)15:40 | コメント (0)
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スイミング・プール
最後に狐につままれた(笑)主演のシャーロット・ランプリングの映画は他にもしばらく前に『まぼろし』も観たっけ。どっちもいい味だしてるな。
そう言えば『24 シーズンII』でケイト役の女優さん、なんて言ったっけ?その人とシャーロット・ランプリングって何か似ている気がするのだけど、関係あるのかな。後で調べてみようっと。
Posted by tito, [ シネマ ] 2005年02月02日(水)13:48 | コメント (0)
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パピヨンの贈り物
完全にやられた。居眠りどころじゃなかった。私の『当たり』。チトセトラの My favorite things に入れたいほど好きかも。主役のおチビさんの小憎らかわいらしいことと言ったら!!おじいちゃんとのやりとりもほのぼの。さすが名優ミシェル・セロー。フランス南部の広大な自然の風景と映画初出演のクレール・ブアニッシュのぎゅっとしたくなるような笑顔をみられるだけでも、観る価値大。とっても素敵で心がじんわりする物語。久々にもう一度観たいと思う映画だった。
パピヨンの触覚が小刻みに動いたりするのが、ムシ苦手な私としてはちょっとビクッとしたけれど(笑)
Posted by tito, [ シネマ ] 2005年02月01日(火)12:46 | コメント (0)
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深夜の映画鑑賞
さ、これから楽しみにとっておいた『パピヨンの贈り物』観よっと。ちょっとお疲れ気味だから居眠りしませんように(笑)
Posted by tito, [ シネマ ] 2005年02月01日(火)00:35 | コメント (0)
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クリムゾン リバー2
プレイできないホラーアドベンチャーゲームみたいな映画だった(苦笑)
私には『ヴィドック』を連想させられるところがあったけど、だったら『ヴィドック』の方が好きかなあ。予想通り死体は超リアル。すごい。でもそのまま寝たら変な夢みちゃった(苦笑)映像の質感は好き。
Posted by tito, [ シネマ ] 2005年01月27日(木)12:24 | コメント (0)
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私のお楽しみゲーム
昨日はTSUTAYAの半額デー。深夜になって思い出して、凍えるような雨の中、頭まですっぽりダウンの完全防備でオイラと二人そそくさと出かけた。チトセトラをはじめる前なら半額なのをいいことに一度に10本も20本も借りてオイラにあきれられる私だったけど、今はそんなに観ている時間もないので、自分は1本、オイラと二人で観るものを3本借りた。
オイラと相談して借りたのは『スイミング・プール』『クリムゾン リバー2』『デイ・アフター・トゥモロー』。彼は哲学的な気分ではなかったらしく、サスペンスとかパニックとかそっちに気がむいていた。私はどんなジャンルでもだいたいOKなので、オイラセレクションにとくに異論はなかった。
ただおどろおどろしい人間の狂気を描いたような映画をみるとやっぱり心が少しささくれ立つので、その後にヒューマンドラマとかハートフルファンタジーとかが観たくなる。前作のクリムゾンリバーから想像するに精巧でリアルに作られた死体などが随所に出てきて、自分が襲われるような恐怖を味わうことが予想されるので、ハートフル系を一本借りることにした。
私は映画を観る前にいろいろな情報を得すぎていると、その映画を楽しむことができなくなるので、観るのはせいぜい予告映像に留めて、事前にあまりレビューなどを読まないようにしている。私が勝手に間違いないと思っている監督さんや役者さんの映画はレビュー負けしない何かがあるとふんで、たまに読むこともあるけど(笑)
一時期、能書きをいろいろ知っているのはかっこいいと思い込んでいたので(笑)、レビューを読みあさっていたけど、自分以外の思考が入ることで、逆に期待しすぎて面白くないと感じることが多かったし、理性が働きすぎて論理的に映画を観てしまうこともあった。
今は、別に後で評論するわけじゃなし、色メガネなしの素の自分で素直に映画を受け止めて、自然に楽しみたいと思うようになった。
ある種の映画は感性を鍛えると私は考えているけど、結局論理的に観てしまったのでは、何の意味もないように思える。考えるのではなくて感じる方が、自分も心地よいし、自然に自分の肥やしになるのかな、と思うのだ。
なんだか偉そうなことを言っているけど、事前調査をしないもう一つの理由の方が実は私の楽しみだったりする。
映画館で観るより、ウチでDVDで映画を観ることの方が多くなってしまったので、レンタルショップに行くことが増えた。ずらっと並んだ映画の数々。その中からパッケージの雰囲気と大まかな筋書きだけで、自分の『当たり!』を見つけだすこと。それが楽しいのだ。
パッケージデザインがオシャレで心惹かれるものでも、映画自体にはオシャレ感はなかったり、すごそうな事がつらつら書いてあるのに実際は???ってものだったり、いつ行っても全然レンタルされていない映画だったのに何か惹かれて観てみたらすごく面白かったり。
そんな数々の失敗や成功の繰り返しで、だんだん『当たり!』に出会えるように。徐々に自分の好みの映画の匂いをかぎ分けられるようになってきたのだ。大当たりに出会うとなんだか自分が目利きになったようで小躍りしたくなる(笑)ただ、『当たり!』かどうかは私の基準で他の人には当てはまらないので、完全に自分一人のお楽しみゲームなのだ。
ブログ常連の方ならもうご存じかと思いますが、こんな具合に理屈っぽいおしゃべり好きなので、どうだった?などと、ついうっかり聞いてしまったなら、あ〜でもない、こ〜でもない、と映画情報としては意味を持たない私自身の感想を延々聞かされることになるでしょうからご注意を(笑)
そんなこんなで、今回の私のお楽しみゲームで選んだのは『パピヨンの贈り物』。
邦題つける方、ホントに上手だな。タイトルだけで惹きつけられるし、ロゴもかわいい。ストーリーもなんだかほんわか出来そうな感じ。私は色がキレイな映画が大好きなので、それは味わえそうな予感。パッケージから想像するにDVDのメニュー画面もかわいいだろうから、きっと作品づくりの参考にもなるし、これなら観たい。と、この映画に決めたのだ。早く時間を作って観られるといいんだけどな。
そう言えば、先日観た『ポーリーヌ』も色がキレイだったっけ。きっと監督さんのこだわりだろうけど、キレイ色好き私としては、ラストまで終始一貫あのトーンでいって欲しかったな〜なんて言ってみたりして(苦笑)ストーリーは適度にじんわり。楽しみやすい映画だった。
Posted by tito, [ シネマ ] 2005年01月26日(水)12:57 | コメント (0)
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