我が家の車

夕べ、車通りの少なくなった深夜の道路を満腹状態で運転した。おなかいっぱいというのは幸せなもので、いつもよりは落ち着いていた。空ぶかしなし!!私としてはすばらしい!!

ここまでに運転が下手だと書きまくってしまったので、ちょっとだけ言い訳させていただきたい(笑)

半年前に通った自動車学校ではもちろん右ハンドルのセダンで練習したのだ。ものすご〜く苦労した。かなり時間もオーバーしたし(苦笑)せめてもの救いはどれだけ乗っても定額料金の学校を選んでおいたこと。
学校通ってる間も、同乗してくださる指導員の先生に「なんでマニュアル免許とるの?」とさんざん聞かれ、ウチの車がマニュアルであると何度説明したことか。そのたびに先生たちから「それなら仕方ないね。かわいそうに…。ま、がんばりましょう。」と同情され、励まされたものだ(苦笑)先生方、あぶなっかしい運転でご迷惑をおかけしました(苦笑)その節はほんとお世話になりました。

ウチの車はマニュアル車で、しかも左ハンドル。右ハンドルの車だって学校であんなに苦戦したのに、やっと免許が取れたと思ったら、早速左ハンドル。気分はまだ無免許状態の私にはかなり敷居が高いのだ。

最初は大変だった。すべてが反対だからだ。パニックになると右と左がごっちゃになる私なので、ウインカーすらよくよく考えてから出さねばならず、延々直進しつづけ、普通に帰れば5分の距離を、30分近く走って帰ってきたこともある。ギアチェンジのタイミングがまだよくわかっていないので、セカンドからサードにあげるタイミングを逃して、ものすご〜くコストパフォーマンスの悪い走り方をしている。
オイラは、街乗り安全運転でどれだけコストパフォーマンスよく走るか、ということにこだわっていて、ガソリンを入れる時計算して、今回はリッター16km走ってたな、とか、高速乗ったからすごくいい!!21kmとか言っている。私が免許取得後、ガソリンスタンド(私の運転ではまだ行かれない(苦笑))から帰ってきたオイラにあきれ顔で、

今回9kmだった、今まで10kmなんてきったことない、ある意味すごい…

と言われてしまった。しかも免許取得後10日しか経っていなかったので、毎日私が深夜練習をたった1時間だけしていた時なのだ。私の周囲では、どんな走りでそうなるの?!と笑い話である。

我が家のこの愛車はウチにやってきて数年になる。はじめはオイラの可愛がり様がすごかったので、これで私が免許を取ってぶつけでもしたら大変だと、免許を取るのを控えていた。数年経って、そろそろいいかな、とやっと免許を取ったのだ。だけれど、もともと自分の持ち物を心底大事にするオイラだから、そういうこともあって私も慎重に慎重に運転しているのだ。おかげでここまでのところ一度もぶつけもこすりもしていない。もちろんエンストだってしていない。外からみたら普通に走っているようにみえるはずだ。車内では私が大騒ぎしているけど(苦笑)

この車が我が家にやってきてからというもの、ドライブの回数が増えた。オイラのみならず私もこの車が大好きなのだ。助手席に座っているだけでほんわかした気分になれる。この車独特の雰囲気があるのだ。
この車に乗っている人は少ないらしくて、車の多い都内でさえ、あまり見かけることがない。見つけたときは、あっ!!いたっ!!とか言ってうれしくなってしまう。そして何気なく隣りに並んだりする。そうすると向こうの車内でも同じ空気が流れていて、お互い全く知らない相手にどちらからともなくおずおずと手をあげて挨拶する。妙な連帯感。不思議と優しい気持ちになれる車なのだ。私たちが気がついていない時には向こうから隣りにやってくることもある。この車を選ぶ人というのはどこか似通っているのかもしれないな。出会うだけでうれしくなってしまうなんて。この数年で何度も見知らぬオーナーたちと都会の真ん中で心を通わせたことか。旅行先でも何度かあったし。

そんなわけで運転が怖い、怖い、といいながらもこんなかわいい我が家の車を運転できるのはほんとにうれしい。だからこそ、車に負担がかかるような運転をしている自分が申し訳なくて、ちょっと逃げ腰になってしまうのだ。
今の運転じゃ隣りに並ばれても気がついてごあいさつしている余裕なんてないな。もしも私の隣りに並んでくれたオーナーさん、ごあいさつできなかったらごめんなさい(苦笑)

それから、私の走りでご迷惑をおかけしているだろうご近所のみなさま、ほんとスミマセン。どんどん抜いてってくださいね。しっかり目立つように初心者マークはってますから。もう前後だけといわず、上下左右にもはりたいくらいです(苦笑)

さ、これから用を済ませに出かけるつもりだけど、車で行ってみるべきか、どうか…
とりあえず、おなかいっぱいにしてみますか(笑)

Posted by tito, [ クルマの運転 ] 2005年01月21日(金)11:45 | コメント (0)

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まだ先は長い…

今ウチでは あれきさんだーおりょう が流行っている。※

私が運転していて青信号で発進するとき、ギアチェン失敗したら、隣りに乗ってたオイラ、つんのめりながらこう言ったね…

あぶね〜、走り屋じゃないんだからふかしてどうする!車が壊れるぅうう

そんなこと言われたら次から運転できないよね、
もう運転できる雰囲気じゃないよね…(苦笑)

というわけでお出かけはもちろんオイラが運転することに。のん気に助手席に座って、久々に『バシ』に行ってきた。世間では『ヨド』の通称が主流のヨドバシカメラだけど、我が家では相当前から『バシ』で通っているので、やっぱり『バシ』がしっくりくる。

バシに着くとすぐにいつものパターンで無言のままさーっと別れて、オイラは見たいモノの売り場に、私はバシから出て布地屋さんとか雑貨屋さんとかに直行する。私はひとり、楽しみながら適当に時間をつぶして、いい加減そろそろいいだろう、もうさすがにいいだろう、という頃合いを見計らってバシに戻るのだ。

広い広いバシの店内でオイラの在処はたいがい検討がつく。今日あたりはカメラ売り場。しかもレンズのショーケースの前あたりだろう。別れてからもう2時間近く経っているけど、別れ際にいた立ち位置できっと同じ後ろ姿でショーケースをのぞき込んでいるはずだ。
かなり自信があったので、メールも打たず、レンズのショーケースの後方にそっと忍び寄ることにした。

ほ〜らね、やっぱりいた。鍵のかかったショーケースに陳列されたさわれもしないカメラレンズをガラスに鼻を押しつけそうな勢いでのぞき込んでいる。笑える。思った通りだ。

おぬしの手は見きったぞ、とばかりに後ろから膝カックンを仕掛ける。これは失敗に終わった。私は背が低いので、背伸び体勢からうまく仕掛けないと相手の両ふくらはぎに膝蹴りを入れた状態になり、ウケねらいのつもりが単なる嫌がらせになるのだ。

痛てててて、勘弁してよ、という顔でオイラが振り返る。ごめん、と言いつつ、で、どうするの?と膝カックンの失敗をとりもどすべく、オイラの痛いところをついてみた。

オイラ:って言ってもさ〜、なくてもどうにかなるけど、でも欲しいしさ〜
わたし:だったら、買えばいいでしょ
オイラ:でもさ〜これぇ……△★○%▼※☆■で、●☆※□◆%#▲だからさ〜
わたし:そんなに欲しいなら、買えばいいでしょ
オイラ:だからさ〜△★○%▼※☆■で、●☆※□◆%#▲なんだよ〜

なんだかごちゃごちゃ言っている(笑)今日は買わないだろうと最初からわかっていて、こちらもわざと聞いて楽しんでいるのだ。彼はそんなことには気づいていない。目の前のお買い物対象に完全に心を奪われている。

彼はこうやって何日もいや何ヶ月もさんざん悩んだあげく、もう買わないな、というところまできて、結局、買うというのが通例なのだ(笑)本人は買うべきか、買わざるべきか、真剣に悩んで苦しんでいるらしいけど、私には購入までの苦しい課程を楽しんでいるとしか思えない(笑)ま、購入に到達するまでの間にその『モノ』に対する数々の知識を会得しているのだから、ムダな時間ではないと思うけど。私は購入してから知る情報の方が多いタイプだけど、彼は買った時には使い方から何から、カタログに書いてあるようなことはすべて知り尽くしている。そこらの売り場の店員さんより詳しいのだ。

そんなに吟味していることを重々承知しているから、買ってはいけない、と私が言うことはほとんどない。付き合わされることの方がめんどうなので、手が届きそうな品物は最初から、買いな、買いな、とっとと買いな〜、なのである。

50mmのレンズが欲しいと聞いたのは、つい2、3日前なので、バシに来たところで、そうやすやすと買い物して帰るとは思っていなかった。それでも、もしかして、という想いはどこかしらにあった。しかし、このやりとりで、今日は買わないな、と確信した(笑)

以前の症例からみてもそうなのだ。こんな鼻歌まで歌っていた。一眼レフカメラを悩みに悩んでいたときだ。

ファインダ〜〜を〜のぞいてみ〜れば〜♪、そこに広が〜る、ヨドバシの壁…

もの悲しいメロディ。何度も何度もバシに足を運んでは展示機をいじくりまわし、ファインダーをのぞく。盗難防止装置が絡みついていて、手に持ってのぞいても、見えるのは店内の壁ぐらい。ああ、欲しい、手に入れて思い切りこのファインダーから風景やら、生物やら、いろいろな絵をのぞいてみたい…
そんな想いのこもった、心に響く素晴らしい名曲である(笑)


私がこのブログにここまで書くには理由がある。そんなオイラへの包囲網を築きたいのだ。まわりから固めるというやつ(笑)


このブログにオイラはちっとも買わないって書かれちゃったね

ここまで書かれたら買った方がいいよね、
もう買わないといけない雰囲気だよね…


この後、オイラがレンズを買うかどうか動向をうかがってみます(笑)見事このレンズを買ったなら、チトセトラの写真が変わるはずですから、今後はみなさんもその点にもご注目いただいて、チトセトラ観光をお楽しみくださいませ(笑)

また内輪ネタでスミマセン…(苦笑)

※あれきさんだーおりょう:わら人形片手に恨み節を放つネタのお笑い芸人さんです。面白いよ。

Posted by tito, [ お買いもの ] 2005年01月20日(木)13:16 | コメント (2)

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今日はこの曲

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今朝のBGMはボサノヴァの神様 ジョアン ジルベルトが歌い奏でる Aquarela do Brasil。この曲を聴いているといつでもゆったりリラックスできる。とてもお天気が良いので余計にそんな気分なのだ。
こういうのんびり生活をするようになってから、ことあるたびに自分の気持ちを分析する分析癖がついた。もちろん専門的知識などないので、自分の好きなように解釈して、きっとそうだ、と勝手に満足しているだけだけど(笑)

ブログ何を書こうかな、と思いつつコンピュータを起動させ、まずはBBSをチェックした。なにかお書き込みあったかな。

お客さまから、作品が到着したとのご報告。お買い上げいただいたお客さまの側なのにこんなに親切にお書き込みくださって…と早速感動。しばらくお返事を考えて、やっとレスをつけさせていただいた。

その後、何気なくこれまでのお書き込みを読み返していった。昨日も一昨日も一昨々日もそのまたずっと前の日も、ずっとずっと、お客さまからの思いやりのある優しいメッセージの数々が並んでいる。ひとつひとつその時々で感動していたけれど、またあらためて目にして、胸が熱くなった。私はものすごく幸せ者だな、有難いな、と。

チトセトラにお越しくださるみなさんは、本当に親切で善良な方ばかり。チトセトラをはじめる前の私はものすごく意固地になっていて、世間は冷たいもの、世知辛い世の中ね、と完全に思い込んでいた。オイラにも、考えすぎじゃない?といつも言われていた。それがこの2ヶ月ほどの数々の温かいやりとりによって解きほぐされている。このことだけとってもチトセトラをはじめられて、こんな私にはよかったのかもしれないな。

お客さまから、作品が気に入りました、というお言葉をいただいた時、大事に作っていてほんとうによかったと思える。だけれどその反面、まだまだ私にはこだわりが足りない、と思う。自分らしく作っていけることはものすごく大事だと思っているけれど、技術や知識はもっと向上させたい。追いつめると何も手につかなくなる私の習性は重々承知しているので、リラックスして楽しみながら製作していくのが、今のところ得策だと思っている。これでは私の憧れ「芸術の域に達する手作り作家」になるには、まだまだ、まだまだ、まだまだすご〜く、遙か彼方ほど遠いけど(笑)日々、いいのよ、いいのよ、それでいいのよ、少しは進歩したんだからと自分を励ましながら、この素敵で幸せで有難いチトセトラライフを送っているのだ。

ブログを書こうという時はだいたい、前日に書いたつたない文章を読み返す。今日もいつものごとく読み返した。自分の失態が写真入りで載っている(苦笑)あはは、あははの笑い話だけど、これって注意散漫、こだわりが足りないってことの証。気持ちが沈みこまない程度に反省して、また作ればいいんだよって、自分に言い聞かせる。

さ、音楽でもかけましょ、と気を取り直してそこでかけたのがこの曲。
ジョアン ジルベルトは自身の演奏や演奏環境へのこだわりが強くて、それを理解して聴いてくれる聴衆に対しては感謝のあまりライブ中に長時間フリーズ(胸に手を置いたまま一切の言葉を発せず30分とか全く動かなくなるらしい)してしまうほどらしい。
そんなこだわりを持って歌っているのだと以前どこかで知ったので、私もそのこだわりに少しでもあやかれないものか、という気持ちが今日この曲を選んだ理由かな、と思うのだ。もちろん曲自体も大好きなのには違いないけど。

こだわりや思い入れというものは、作品やその人の物腰、身の振り方にかならず反映されていると思う。そう思うからこそ、もっと私はこだわらなくちゃ、と思えてくる。

う〜ん、だけど私に必要なリラックスとこだわりというのはある意味対極のように思えるけど…。

あ、でもこの曲はものすごくこだわりのある人が歌っているのに、こんなにリラックスさせてくれてるのか。ってことは両立可能ということなんだ。だったら後は私の力量次第ということ?(苦笑)リラックスだけは結構得意になってきたんだけどな(笑)

だけど、ジョアンジルベルトって知らない人がみたら、偏屈じいさんにしか見えないのかも。私も長年かけて偏屈ばあさん、め〜ざそっと(笑)

Posted by tito, [ 音楽 ] 2005年01月19日(水)12:02 | コメント (2)

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自分のばかりが増えていく…(苦笑)

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コレコレ、この子

新作バッグできました〜!!と声高らかに発表するはずだったのですが、そこはどこかぬけてる私のこと、また、やっちった…(苦笑)

どうにかカタチになってきたこのバッグを、さすがシルク、光沢が何とも言えずきれいだな〜なんて、のん気に喜んでいた。ところが、製作の最終段階でアイロンをあてていたところ、あれ?これってシミじゃない?!と気がついたというわけ。裁断の時は全然気がつかなかった。最初からついてたのか、私が途中でつけちゃったのか、ちょっとわからないけど、うぅ…やっちった。とにかくこれはもう販売不可だぁ、自分用だ〜とうれしいような悲しいような…(苦笑)

3種類のブルー系のシルクを接いで、裏地のダークブルーのサテンをチラリと。持ち手は古着物屋さんで購入したシルバーの帯締め。このバッグにつけたらなんだかとってもいい感じ。実はまだ返し口をまつっていないので未完成なんだけど、お日さまの下で見てみたくて、今日発送に行くとき持って出ちゃった。

まだまだ改善点はあるけれど、もうすでに愛着は湧いてしまいました。また明日からこのバッグに代わる作品づくりに励みます。待っててくれる方もいるのに、先にひとり、楽しんじゃってスミマセン(苦笑)

Posted by tito, [ 製作ノート ] 2005年01月18日(火)21:24 | コメント (2)

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よくなったらしい

気がついたら、ウチ中がひどいあり様になっている。今日はまずは洗濯だな。

こころのところ、オイラがブログをなにやらいじっていた。cssがなんとかと言っていたっけ。私はもう十分使いやすいからいいと言っているんだけど、彼は几帳面なところがあるので(かなり部分的だけど(笑))なにか自分で許せない箇所があるのだろう。ま、彼に任せておけば間違いはないので、しばらく放っておいた。
夕べ、彼がコンピュータの電源を落とすとき、「できた」という満足げなつぶやきを発したのをかすかに耳にした。たぶん自分でも納得がいったのだろう。さあ、彼が起き出してくる前に、変わったところをみつけなくては。

私にはわかりませんが、どこか便利になっているはず、見つけたら教えてください(笑)

Posted by tito, [ ブログ ] 2005年01月18日(火)11:28 | コメント (4)

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