お散歩

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この花って白木蓮?

あんまりお天気がいいので、お散歩に出た。近所の木蓮がもう咲いている頃だ。毎年この花が咲き終わってから、この辺りの桜は咲く。周りの木々が芽吹く前に一足先に咲いてくれるので、一際、あでやかなのだ。それをまずはオイラカメラに納めてもらおうと運動不足の私たちにはちょっと辛い坂道コースを選んだ。

ふつう木蓮というのはムラサキの花だそうで、これは白。木蓮だと思っていたけど違うの?と調べてみたら、これは“ハクモクレン”という白い木蓮なのだそうだ。でもよく似た小ぶりの花は“コブシ”だそうで、ウチの近所のこの木がどっちなんだか私にはよくわからない。ただ、私に言えることは、キレイだ、ということ。そしてこの木が花を咲かせたら、もう春だということ。

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沿道のスイセン

木蓮(←この木はハクモクレンということに決定(笑))を十分堪能した後、以前、作品撮影をしたことのある公園へ。途中、歩道の脇に黄色いスイセンが咲き乱れていた。花びらがまるで唇をつきだしているように見えて、風に揺れて、楽しげにおしゃべりしている小人みたいに思えた。沿道のかわいい小人たちに見送られながら、それからのんびりのんびり公園まで歩いた。

公園にたどり着くとこどもたちの元気な声が響いていた。土曜だから親子連れが多いのかな。グランドでは中学生くらいの男の子たちがサッカーをしていた。昨日のイラン戦、残念だったけど、見応えあったな、などと思いながら、ベンチに座った。夕暮れ時の少しひんやりした風が心地いい。

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公園の黒猫ちゃん

しばらくそこに座ってオイラにカメラの講義を受けていた。充電ができていなくて、オイラのお古のカメラ(←私が使っていいとされているカメラ)は持ってきていなかったので、技術的な難しい話は苦手な上に、実物をいじれない私にはチンプンカンプンだった。
どんどん熱の入ってきたオイラのカメラ話を私が持て余しはじめたころ、大きな雄の黒猫がひょっこりそばにやってきた。「きっと撮って欲しいのじゃない?」とうまくオイラを差し向けて、カメラ話は終了した(笑)助かりました。黒猫ちゃんどうもありがとう。でも何にもあげるモノがなくてごめんね。

帰りには書店に寄った。最近あまりに読書していないことに気が付いたのと、ブログを書いていて常日頃、自分の語彙の貧弱さをつくづく感じているので、良い本を読んで教養を高めねば、と何か購入しようと立ち寄ったのだ。雑誌やら小説やらをいろいろ立ち読みして最後に文庫本を2冊購入した。1冊は、続けて読んでいたのにこの作品だけどうしてか読んでいなかった江國香織さんの“ぼくの小鳥ちゃん”。もう1冊は、今日の公園の猫ちゃんのこともあって私にとって久々の群ようこさんのご本“おかめなふたり”を選んだ。

ku:nel”を立ち読みしていたら、「江國香織姉妹の往復書簡」の中で、ジョン・アーヴィングの本のことが少しでてきた。アーヴィングは好きだけど、その本はまだ未読だった。早速読もうと思いつつ、一通り他の雑誌も立ち読みした後でと思っているうちに、“ku:nel”を買うのを忘れ、しかもアーヴィングの本のタイトルもすっかり忘れて帰ってきてしまった(苦笑)

今日の2冊は楽しめること間違いなしなので、アーヴィングはそれが終わってからまた読めばいいかな。久々の読書を楽しみつつ、そろそろ床につきますか。

Posted by tito, [ お散歩 ] 2005年03月26日(土)11:39 | コメント (0)

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